MASERATI Quattroporte
03年9月に発表された5台目クアトロポルテはピニンファリーナ在籍中の『ケン・オクヤマ』のデザイン。
当時の親会社であるフェラーリの技術を取り入れ、性能・信頼性を大幅に向上させ最高台数を販売したモデルでもある。
搭載されるパワーユニットは『フェラーリ・F430』のそれをベースとしたもの。その為、このスポーツセダンは4ドア版フェラーリとも呼ばれ、いまだに人気の衰えを知らない一台。
全長5m超の車体を物ともせずにスポーツカーの様な動きを体感させるサスペンションは見事と言える。
映画でのド派手なカースタント
2005年公開の『まだまだあぶない刑事』で主人公たちが乗る覆面車として登場。
コーンズ・イタリアから貸し出されたアルジェント・ルナと呼ばれるカラーを纏った
ライトブルーの広報車がスピンターンやドリフトを決めてスクリーンの中を縦横無尽に
駆け抜ける姿はこの車のイメージを首尾よく表現している。
選べるオプションは無限の組み合わせ
10色以上のエクステリアカラー、ホイールやサンルーフの有無、フロントパークソナー、内装に至ってはダッシュボード・パイピング・ステッチ・ステアリング・ルーフライニング・カーペットと大部分をオプションから選択が可能。
組み合わせは400万通りと言われている。
V型8気筒DOHC32バルブの4.2LのユニットはフェラーリF430のそれをデチューンし、ウェットサンプ化した物
人気オプションの一つでもある『アルカンタラルーフライニング』
純正で設定の無かったバックカメラも取り付けが可能です
ドライブの気分を盛り上げる『ウッドステアリング』は装着車が少なくレアなオプションの一つ
上質な肌触りのポルトローナ・フラウのシートとウッドの空間
いつの時代もマセラティの室内には木と革が多用される。
この5代目も例外ではなく手に触れる処々にそれらをふんだんに使用している。
先代から脈々と受け継がれるそのスピリットはドライバーズシートに座れば
感じて頂けるだろう。
サスペンションは電子制御のスカイフックサスペンションが内蔵された
4輪ダブルウィッシュボーン式。このストロークするサスペンションが乗り心地とスポーツ製を両立させていると行っても過言では無い。
ホイールは18インチが標準だが、圧倒的に19インチのスポーツホイールのオプションが選択されている場合が多い。一番人気はやはりスポーツGT専用の20インチAWであろう。その他にもメッキ加工されたOPも存在する。
Galary
ギャラリー
Spec
スペック
基本情報
生産国
イタリア
新車時車両価格
1344万円(税抜)〜
全長×全幅×全高
5052×1895×1438 (mm)
生産期間
04年〜12年
型式
MQP
前トレッド/後トレッド
1582 / 15 (mm)
車体重量
1860 (kg)〜
ドア数
4
乗車定員
5名
駆動方式
FR
ミッション位置
シフト
シート列数
2
ミッション
6AT
マニュアルモード
○
エンジン
種類
V8気筒DOHC
最高出力 / 回転数
295(401)kw(ps) / 7000rpm
使用燃料
ハイオク
総排気量
4244 (cc)
最大トルク / 回転数
451(46)n•m(kg•m) / 4500rpm〜
燃料タンク容量
90(リットル)
足回り
ステアリングギア方式
パワーアシスト付ラック&ピニオン式
サスペンション型式
ダブルウィッシュボーン
ブレーキ型式
Vディスク式
パワーステアリング
○
タイヤサイズ
前 245/45ZR18
後 285/40ZR18
Used market Superiority
中古相場の優位性
今『5代目クアトロポルテ』をオススメする理由
弊社で取り扱う『クアポル』の価格は乗り出し200万円〜となっています。
新車時の乗り出し価格はオプションによって違いますが概ね1600万から上であったと思います。
当時欲しかったけど買えなかったと言うお客様に良質な車両をリーズナブルに提供できる環境が整ったと
言うのが弊社の答えです。
よく他のドイツ車と比較して故障リスクを心配される声を聞きますが
事をATモデルに絞って言えば拍子抜けするほど故障が少ないお車と言えます。
もちろんコンピューターのエラーやパワーウィンドウレギュレータの破損などウィークポイントは
有りますがその点を踏まえて乗れば他の輸入車に比べて予期せぬ故障は少ないと言えます。
個人的に予算が許すならduoセレクトのセミATモデルをオススメします。
定期的なクラッチ交換が必要になりますが高速域での変速の速さやワインディングでの運転の楽しさは
買えがたいものがあると思います。
お客様のご予算と使い方に合わせてどのモデルがオススメかご提案させて頂きますので、
是非一度お問い合わせを頂ければと思います。
初期型 2004年〜2006年
初期型は流通台数も多いが程度に大きく差がある。
前期モデルは全車セミATのためパドルシフトは標準である。年式によってウィークポイントが異なる
中期型 2007年〜2009年
07年にATモデルが追加され運転席からの景観が一部変更される。
エンジンについてもATモデルはウェットサンプ化されてより日常使いしやすいセッティングが変更されている。
後期型 2010年〜2012年
後期型は前後ライトやグリルの意匠が変更される。内装もナビやダッシュパネルのデザインが大幅に変更されている。